遅まきながら
過日ライブハウス オクトパスで開催された『山口"PON"昌人 "Drumクリニック& ROCKセッション"』に参加した。
ドラムクリニックになぜベーシストがと思う人もいるかもしれないが、ドラムはロックバンドには欠かせない存在であると同時に一緒にバンドの根幹を支える重要な仲間だ。
そうした仲間がどのような事を考えてプレイしているのかを知っておくことは、当然プラスになる。これがクリニックに参加した理由だ。
で、後ろにロックセッションと名うっているだけあって、当然PONさんと共に演奏をする機会を得たわけである。ありがとう。ありがとう。
PONさんはB'zのボーカリスト、稲葉浩志氏のソロプロジェクトでドラムを叩いていたモノホンであり、ご存知の通りわしはバッタモンだ。
そんなバッタモンでもモノホンと一緒にプレイができるチャンスがあるというのは本当にありがたい。
その時の映像がこれだ。1・2・3⇐
さて。左側でわたわたしているのがわしである。
演奏した感想としては、これまで経験の無い演奏になった。
特にHR/HM楽曲を演奏する時、わしは基本的に自分が一番後ろからメンバーを前に押し出すようにプレイしている。
ところが、今回は逆にPONさんに押し出されたというか、前に行きやすいようにしてもらえたというか、とにかくこの手のジャンルでこういった演奏をすることがなかったので不思議な感覚だった。
そして、非常に気持よく演奏できた。後ろから「叩く」と言うよりも『奏でられている』といった感じのPONさんの心地良いビートに載せられて、自分がすげぇ上手くなったんじゃないかと思えるほどに楽しく演奏できたのだ。
ちなみに、映っている人はこの日どころかこの場で初めて顔を合わせて、打ち合わせも何もなく。とりあえず演奏する曲だけ決めて、イキナリ演奏したのだ。
PONさんだけでなく、他の方々も素晴らしい演奏だったので、全く初めてといった感じがしなかった。
全てのセッションが終了したあと、PONさんの古くからの友人という人に声をかけられ、この日出たベーシストの中でわしが一番良いと言ってくれた。これは何よりの褒め言葉だ。
この曲以外にもあと3曲セッションが行われ、わし以外にはハコのオーナーも含め2人のベーシストが演奏した。
間違いなくわしが一番腕的には劣っていたのだが、それでもわしを気に入ってくれたのだ。
こいつぁちょいと嬉しいぜ(^^
ちなみに、当日のセッションで演奏された曲は以下の通り。1・2・3⇐
順番合ってっかな?
「バーン」と「アニマル」でベースを弾いているのがハコのオーナーさん。今人は海外でも演奏経験のあるやはりモノホンである。
さて、少しでも当日の空気がここをご覧の諸兄諸姉方に伝わっただろうか。
ところで、このセッションの前に個人的にはちょいと色々あった。それはまた次回にでも。