ペロベーシストはベースの玉者

広島の片隅でうずくまっている素人ベーシストのとりとめのない日常 個人サイト:http://ryoujihiroshimabass.web.fc2.com/

先日のセッション

前回のエントリーが既に去年であり、それ以降の活動のことを逐一ここに記載するのはもう少し落ち着いた時にでもするとして、とりあえず先日のセッションの話でも。

話というほどのものでもないが、わしのサイトをチェックして貰えば分かるとおり、昨日はライブハウスオクトパスで開催された『酒井まろ セッション&ライブ』に参加した。

実はセッションにエントリーした後に知ったのだが、ライブの出演者の中にSMAUGやZチームでいっしょにやっているギターのK氏のカミさんがボーカルをしているバンドが参加していた。

なので、前日彼らにお願いして泊めてもらうことにした。辺境と言っても過言ではないわしの生息域からライブなどに参加する場合は宿泊先をどうにかしなければならないのである。

ま、そんなわけで世話になりつつ参加したセッション。やはりプロのドラマーというのは素晴らしい。

出演したバンドは4組で、さらにゲストとして多方面で活躍されている美人シンガーのsoulaさんが参加されていた。

soulaさんはフェイスブックにもページがあるので是非チェックを。わしはちゃんといいねを押したぞな!

出演バンドについて個別にあれこれ言うのはあれだが、前半2つのバンドと後半2つのバンドで、おおよそ課題的なものは同じような感じだった。

良さを言えばキリがない。前半のバンドは基本的にコピーバンドだったが、どちらも元ネタの雰囲気を出しつつ、自分たちの色も出ていた。コピー/カバーバンドでは意外に難しい点だ。

後半の2つのバンドはオリジナル楽曲をやっていて、それぞれ個性が出ていたと思う。好き嫌いは当然ながら人それぞれだが、どちらも素晴らしい可能性を秘めているとわしは感じた。

セッションは個別では触れないが、いつもオクトパスで見かける(こう言っては失礼かもだが)オモロかわいいご夫婦がいて、旦那さんがドラム、奥さんがベースをやっている。

見るたびにどんどん上手になっている。実に素晴らしい。

で、自分が参加したのはCOMPLEXの『BE MY BABY』だった。たった一曲ではあったが、やはり長く一線でプレイし続ける人とのセッションは得るものが多い。今後の自分の活動に是非活かしたいものだ。/p>

ところで、一緒に演奏したギターの若者は、これまで他人といっしょに演奏したことがなかったらしい。

初の演奏でドラマーがまろさんとは、なかなかに幸せものだ。そして、ベースが変態ベーシストなのはなかなかにお気の毒だ(苦笑)

自分の演奏については言うことは特に無い。まあ、あんなもんだ。入りはミスるし終わりもミスるとはなんともわしいらしい(つД`)

間ではちょいちょい『煽る系』のプレイをやっていたつもりだが、一体誰が気づいたというのだろうか。

とはいえ、演奏者のすべき仕事の中には『客を楽しませる』というのがある。一応それを目指してがんばっているつもりではあるのだが。

楽器は、3年ほど前に手に入れた79年製のミュージックマンだ。ちょっとずつ調整してようやく演奏できるコンディションになってきたのだが、まだピッチが不安定だ。まだまだ調整が必要なようだ。

f:id:abbackyne:20150907210557j:plain

f:id:abbackyne:20150907210609j:plain

f:id:abbackyne:20150907210621j:plain

f:id:abbackyne:20150907210728j:plain

もうだいぶ経つけど

7月25日のライブとセッションは最高だった。

まずはライブが素晴らしい。メインアクトのマーシーさんは言うに及ばす。あれだけハードな楽曲があんな美しいアコースティック楽曲になるなんて!

長く活躍し続けることができるわけだと感心しきりだった。

オープニングアクトのうち、犬-Man-魔(いぬまんまと読むらしい(^^;)のベースの人は、若いころにお互いうっすら知ってる人だった(笑)

ギター(パフォーマーと言わないと怒るらしい)の人は変わった衣装を着ていたが、なんとそれは自分の手縫いだったらしい。なんて女子力の高い肉体労働者だ(笑)

この人とはセッションでもご一緒させてもらった。本当に良いギターを弾く人だ。

ちなみに、バンドのボーカルの女性は広島のある界隈では有名な人だ(^^

もう1つのオープニングアクトも実に素晴らしかった。ああいうのを何というジャンルで呼ぶのかは知らないが、例えばゆらゆら銀河が好きな人は好きなんぢゃないかなとか思う。

ただ、何というかとにかくすごい。どんなバンド?と聞かれてもすごいバンドとしか答えることができない。是非直接ライブを観ていただきたい。

3組とも素晴らしい演奏で、こうしたライブを比較的リーズナブルな価格で見ることができるのは幸運だし感謝すべき出来事だと思う。

そしてさらに、日本のHR/HMを牽引してきたバンド、EARTHSHAKERの楽曲を、なんとご本人の歌で一緒に演奏できる機会なんて、人生の中でそうあるものではない。

当日の演奏は諸々の関係でここでは公開することはできないが、これほど楽しい経験ができたのもライブハウス・オクトパスがあってこそのことだ。ありがたやありがたや。

実は、水面下では全開のPONさんとのセッションでご一緒した方とバンドをするという動きも出てきてたりする。

こうした特別な出来事の中で、新たなつながりができるのも音楽活動の醍醐味だ。

セッションの前

6月12日の『山口”PON”昌人 Drumクリニック& ROCKセッション』の前日、わしはなかなかの食あたりに悩まされていた。
さすがにその日何を食ったかまでは覚えていないが、おかんの手料理であることは間違いない。
とにかくかなりキツかった。野球で言えばフェアラインギリギリに落ちる長打である。
そんな状態で、とりあえず予約したホテル(ポイントを利用して2,000円だったが、正規の値段だったら腹が立つレベルのしょぼいホテル)で過ごした時間の半分はトイレの中だ。
食事などできようもなかった。食ってたら上からか下からかとにかく出てしまっていただろう。最悪のコンディションだった。
さて、それでも出発する頃には腹の調子も悪いなりに安定してきたので、とりあえずバスセンターへと出かけることにした。
今となっては間違いだと分かっているのだが、バスセンターから五日市方面に出るバスに乗れば、徒歩の時間を短くできるという情報をキャッチしていたので、とにかくバスセンターに行ったのだ。これが悲劇の始まりだった。
ゲットした(間違った)情報によると、藤の木台方面のバスに乗れば良いということだったので、普段からバスを利用しないわしは、とりあえずバスセンターの係員にどの乗り場から出ているバスに乗れば良いのかを聞いてみた。
「藤の木台方面のバスはどの乗り場から出ていますか?」
すると、返ってきた返事は
「西部方面ですか?」
だった。
質問に対して質問で返すのとはどういうことだと思ったし、なんでそんな事も知らねぇ奴が働いていやがるんだとも思ったが、正直時間も時間だったし体調も体調だったので、とりあえず
「そうです」
と答えた。すると
「3番乗り場です」
という返事が返ってきた。
で、言われった乗り場で待っていても、いつまでたってもパンタグラフに藤の木台と書いてあるバスは来ない。
とりあえず来たバスに乗ってみることにしたが、どうも良い予感がしない。
案の定そのバスは希望の方面に行かないことがわかったので、とりあえず横川駅で下車した。
こうなると是非も無い。わしはバスセンターの職員を内心で非常に口汚く罵りつつ、JRに乗り込むことにした。
JR五日市駅から現場のライブハウス オクトパスまでは徒歩でおよそ10分程度。
体調のことを考えるとしんどいが仕方がない。とにかく道がわからないので、スマホのマップに道案内を頼むことにした。
しかしこれもいけなかった。どういわけかスマホは、わしを指定した目的地ではなく気の利いた海鮮料理を出してくれるコジャレた居酒屋に案内しやがったのである。
一体何があったというのだ。さっぱりわからん。一体わしは今どこにいるのだ?
仕方がないので、今度はライブハウスのあるビルの名前を入力すると、よく似た違う名前のビルに誘導された。泣きそうだった。
なぜだ。なぜこいつはわしを目的地とは全く違う場所に案内したがるのだ。クリニックはとっくに始まっている。このままではセッションに間に合わない可能性すらあるのだ。
某スポコン女子バレーアニメの主題歌に
「涙が出ちゃう。女の子だもん」
というあまりにも有名なフレーズがあるが、食あたりの真っ最中に4、5kgはある楽器を背負って、本来徒歩10分少々でつくはずのところなのに1時間以上歩かされれば、ヲッサンだって涙が出そうになるものである。
最後の望みをかけて、再びライブハウス オクトパスと入力してマップに案内をさせると、今度こそ、ようやく目的地に到着できたのだ。
五日市駅に到着してから、実に2時間近い時間が経過していた。とにかく、色々あったがこの行軍訓練はようやく終わりを告げたのである。
予想通りクリニックは終盤だった。それでも、PONさんが参加者に直接アドバイスを送るのを一緒に聞くことができたのは良かった。
そして、それを実演してもらうという流れでセッションに入った。
「最初はスモーク・オン・ザ・ウォーターです」
オーナー。マジっすか(つД`)
そんなわけで、息も整わず汗も止まらない状態でステージに上がり、オーナーのアドバイスを受けつつ簡単にベースをセットアップしてあの映像の演奏となったのである。
も一度紹介しよう。その時の映像がこれだ。1・2・3⇐


案外そのおかげで力が抜けた演奏になったのかもしれない(苦笑)
まあそんなワケで、今となっては笑い話だが到着まではこんなに大変だったのである(爆)

遅まきながら

過日ライブハウス オクトパスで開催された『山口"PON"昌人 "Drumクリニック& ROCKセッション"』に参加した。

ドラムクリニックになぜベーシストがと思う人もいるかもしれないが、ドラムはロックバンドには欠かせない存在であると同時に一緒にバンドの根幹を支える重要な仲間だ。

そうした仲間がどのような事を考えてプレイしているのかを知っておくことは、当然プラスになる。これがクリニックに参加した理由だ。

で、後ろにロックセッションと名うっているだけあって、当然PONさんと共に演奏をする機会を得たわけである。ありがとう。ありがとう。

PONさんはB'zのボーカリスト稲葉浩志氏のソロプロジェクトでドラムを叩いていたモノホンであり、ご存知の通りわしはバッタモンだ。

そんなバッタモンでもモノホンと一緒にプレイができるチャンスがあるというのは本当にありがたい。

その時の映像がこれだ。1・2・3⇐


さて。左側でわたわたしているのがわしである。

演奏した感想としては、これまで経験の無い演奏になった。

特にHR/HM楽曲を演奏する時、わしは基本的に自分が一番後ろからメンバーを前に押し出すようにプレイしている。

ところが、今回は逆にPONさんに押し出されたというか、前に行きやすいようにしてもらえたというか、とにかくこの手のジャンルでこういった演奏をすることがなかったので不思議な感覚だった。

そして、非常に気持よく演奏できた。後ろから「叩く」と言うよりも『奏でられている』といった感じのPONさんの心地良いビートに載せられて、自分がすげぇ上手くなったんじゃないかと思えるほどに楽しく演奏できたのだ。

ちなみに、映っている人はこの日どころかこの場で初めて顔を合わせて、打ち合わせも何もなく。とりあえず演奏する曲だけ決めて、イキナリ演奏したのだ。

PONさんだけでなく、他の方々も素晴らしい演奏だったので、全く初めてといった感じがしなかった。

全てのセッションが終了したあと、PONさんの古くからの友人という人に声をかけられ、この日出たベーシストの中でわしが一番良いと言ってくれた。これは何よりの褒め言葉だ。

この曲以外にもあと3曲セッションが行われ、わし以外にはハコのオーナーも含め2人のベーシストが演奏した。

間違いなくわしが一番腕的には劣っていたのだが、それでもわしを気に入ってくれたのだ。

こいつぁちょいと嬉しいぜ(^^

ちなみに、当日のセッションで演奏された曲は以下の通り。1・2・3⇐


順番合ってっかな?

「バーン」と「アニマル」でベースを弾いているのがハコのオーナーさん。今人は海外でも演奏経験のあるやはりモノホンである。

さて、少しでも当日の空気がここをご覧の諸兄諸姉方に伝わっただろうか。

ところで、このセッションの前に個人的にはちょいと色々あった。それはまた次回にでも。